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YOYO-BLOG Vol.5

5 時間前
読了時間: 5分

株式会社YOYO

2026年9月21日


外国人支援特定技能の支援機関で働いて感じること

― 外国人材と企業の間に立って、日々思うこと ―



特定技能の支援機関で働いていると、「外国人材を支援する仕事」と思われることが多いかもしれません。もちろん、外国人の方の生活や仕事をサポートすることは、私たちの大切な仕事です。でも、実際の仕事はそれだけではありません。


私は主に、外国人材を受け入れてくださっている企業様からの相談を受けたり、就業先で問題が起きたときの解決に向けて動いたり、時にはクレーム対応をしたりと、さまざまな仕事をしています。


企業様から相談を受ける内容も、本当にさまざまです。

「仕事を覚えてくれない」

「日本人スタッフとのコミュニケーションがうまくいかない」

「生活面で少し困っているようだ」

「最近、本人の様子がおかしい」

仕事のことだけではなく、生活や人間関係に関する相談を受けることもあります。そのたびに感じるのは、この仕事は単純に「外国人材を管理する仕事」ではないということです。

企業様の立場も理解しなければならない。

外国人本人の気持ちも聞かなければならない。

そして、その間に立って、お互いが納得できるところを探していく。

時には、とても難しい調整になることもあります。


日本に来て、一生懸命働く姿を見ると、そんな中でも、私がこの仕事をしていて強く感じることがあります。それは、日本に来て働いている外国人の方たちが、本当に一生懸命だということです。母国を離れて、日本語も文化も違う環境で生活する。家族や友人と離れて暮らしている人も少なくありません。それでも、「家族のために働きたい」「家族に仕送りをしたい」「将来のために頑張りたい」と、一生懸命仕事をしている姿を見ると、とても頼もしく感じます。


もちろん、すべてが順調にいくわけではありません。

仕事で失敗することもあります。

日本語がうまく伝わらないこともあります。

生活の中で困ることもあります。

時には、会社との間でトラブルになることもあります。

でも、その一つ一つの出来事の裏側には、「日本で頑張って生活したい」という本人なりの思いがあります。


だからこそ、問題が起きたときも、ただ「本人が悪い」「会社が悪い」と決めつけるのではなく、まず話を聞くことを大切にしています。


忘れられない出来事

最近、私自身が「支援する」ということについて、深く考えさせられた出来事がありました。インドネシアから来ていたある方が、就業先で厳しい言葉をかけられたことをきっかけに、約3ヶ月間悩み続けていました。

本人の様子を見ながら、私もそのことに気づき、話をする機会を作りました。

本人のためを思い、「もう少し頑張ってみよう」と励ましました。

本人も、渋々ではありましたが、「もう少し頑張ってみる」と受け入れてくれました。

ところが、その話し合いをした日の夜、本人は就業先を離れることになりました。

そのとき、私はとても反省しました。

「本人のためを思って言ったこと」だったとしても、本当に本人が望んでいたことだったのだろうか。

私は、本人の気持ちを十分に汲み取れていなかったのではないか。

もしかすると、本人はすでに限界だったのかもしれない。

支援する側として、「もう少し頑張ろう」と言うことが、本当に正しかったのか。

今でも考えることがあります。

この経験から、私は改めて「話を聞くこと」の大切さを感じました。

時には家族のことまで相談される、

支援の仕事をしていると、仕事とは直接関係のない相談を受けることもあります。

母国に残してきた家族のこと。

夫婦のこと。

子どものこと。

家族への仕送りのこと。

日本で一人で暮らす寂しさ。

本人にとっては、仕事だけが悩みではありません。

日本で生活している一人の「人」として、さまざまな悩みを抱えています。

そんな話を聞くとき、私はできるだけ否定しないようにしています。

「それはあなたが悪い」

「こうしたほうがいい」

とすぐに答えを出すのではなく、まずは、

「そうだったんだね」

と受け止める。

もちろん、何でも本人の言う通りにするという意味ではありません。

必要なときには、伝えるべきことは伝えます。

でも、その前に「この人は今、何に困っているんだろう」と考えるようにしています。

話をするだけで少し気持ちが楽になることもあるからです。

支援する側も、完璧ではない

外国人材を支援する仕事をしていると、私自身も考えさせられることがたくさんあります。

正解が一つではない問題も多くあります。

企業様の事情もある。

本人の事情もある。

ルールや制度もある。

そのすべてを考えながら、できるだけ良い方向へ進めていく必要があります。

時にはクレームを受けることもあります。

厳しい言葉をいただくこともあります。

自分の対応がこれでよかったのか、悩むこともあります。

今回の出来事も、私にとって大きな反省と学びになりました。

支援する側だからといって、いつも正しい答えを出せるわけではありません。


だからこそ、一つひとつの経験を大切にしながら、これからも学んでいきたいと思っています。それでも、問題が解決して、本人がまた笑顔で仕事をしている姿を見ると、「やってよかった」と思える瞬間があります。「外国人」ではなく、一人の人として、特定技能という制度の中で働いていると、どうしても「外国人材」「特定技能1号」という言葉でその人を見ることがあります。でも、その人にも家族がいて、夢があって、悩みがあって、日本に来た理由があります。一人ひとり違う人生があります。


私たち支援する側にできることは、すべての問題を解決することではないのかもしれません。ただ、困ったときに「話を聞いてくれる人がいる」と思ってもらえる存在でいること。

企業様にとっても、「困ったときに相談できる人がいる」と思ってもらえること。その両方が、支援機関の大切な役割なのだと思います。

これからも、企業様と外国人材の間に立ちながら、一人ひとりの声をできるだけ丁寧に聞いていきたい。日本に来て、家族のため、そして自分自身の未来のために一生懸命働いている人たちが、「日本に来てよかった」と思えるように。そんな支援ができる人でありたいと思っています。



 
 
 

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